Modbus TCPゲートウェイ

SI-232MB

ModbusTCP⇔ModbusRTU/ASCII
(LAN⇔RS-232C)

概要
詳細
スペック
オプション
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■各部の説明

1. 電源LED 電源投入と同時に点灯します。
2. データ状態表示LED データ送受信状態を示します。
SD : LAN → RS-232C 向きのデータで点滅
RD : RS-232C → LAN 向きのデータで点滅
3. DC-IN DC ジャック ( 無極性 )
4. LANコネクタ 10Base-T/ 100Base-TX 対応 RJ-45 コネクタ
5. RS-232Cコネクタ DSUB9pin (オス)  固定ネジ:#4-40 UNC( インチネジ)
6. ゴム足 据え置き設置用
7. MACアドレスシール 本ユニットのハードウェア(MAC) アドレスを記載

LAN コネクタLED表示
左LED 右LED 意味
消灯   未接続
橙点灯   10BASE-Tリンク
緑点灯   100BASE-TXリンク
  消灯 無通信
  橙点滅 半二重通信中
  緑点滅 全二重通信中

 

RS-232C端子台
ピン 名称 入出力※1 説明
1 - - 未使用
2 RD In 受信データ
3 SD Out 送信データ
4 ER (DTR) In データ端末レディ
5 GND 信号グランド
6 DR (DSR) In データセットレディ
7 RS (RTS) Out 送信要求
8 CS (CTS) In 送信可
9 - - 未使用
※1: 本機から信号を出力する方向をOut、本機へ入力する方向をIn

[ コネクター面 ]

■接続例

[ Modbus マスター接続モード ]

SI-232MBをマスター接続モードに設定すると、Modbusシリアル(RTU/ASCII)マスター機器をModbus TCPのマスターとして通信することが出来ます。 RS-232C側のマスター機器からModbus RTU/ASCIIフレーム(クェーリメッセージ)を受信するとフレームのアドレスフィールドより指定されたIPアドレス宛または設定した特定IPアドレス宛にTCP接続を行い、Modbus TCPフレームフォーマットに置き換えて送ります。

[ Modbus スレーブ接続モード ]

SI-232MBをスレーブ接続モードに設定すると、Modbusシリアル(RTU/ASCII)スレーブ機器をModbus TCPのスレーブとして通信することが出来ます。 Modbus TCPマスター機器から接続され、Modbus TCPフレーム(クェーリメッセージ)を受信するとModbus RTU/ASCIIフレームフォーマットに置き換えてRS-232C側に送ります。 最大で10台のModbus TCPマスター機器からの接続が可能で、共有アクセスを管理、調整します。