LA-2R3A(V2)およびLA-5AI からアナログ入力を取得する基本的な手段は、パソコン等からアナログ入力要求コマンド(AIコマンド)を 繰り返し送って応答を確認するポーリング動作となりますが、アナログ入力要求コマンド(AIコマンド)の「全チャンネル一定周期転送指定」を 利用することで、以後は要求コマンドを送信しなくても周期的にアナログ入力値を取得することができます。
使用方法の詳細は入出力制御コマンド利用ガイドを参照ください。
ただし、「全チャンネル一定周期転送指定」の状態は本機の電源OFF で解除されますので起動後に必ず1回はパソコン等からコマンドを送る必要があります。
また、「全チャンネル一定周期転送指定」を使用する場合もTCP接続に関して本機はサーバーとして待ち受ける動作ですのでTCP接続要求はパソコン等のアプリケーション側からかける必要があります。
パソコン等の側をサーバーとして待ち受け、コマンドを一切送信せずに運用したい場合
一部機能が制限されますが下記の手段があります。
入力延長機能の設定 (LA-2R3A(V2) の入力をアナログ出力ユニット LA-3A2P-P に延長する際の設定) と同じように設定します。
- LANIOset で[入力延長]の設定にて接続要求にチェックを入れ、接続先にサーバーとして待ち受けるパソコン等のIPアドレスとポート番号を入力します。
- 本機のロータリースイッチスイッチを"F" にして電源を入れ直します。
すると、本機はクライアント動作となりサーバー側に接続を要求した後、定期通知時間に設定した周期にてアナログ入力値を通知するコマンドを送信します。
このときの通知コマンドの形式は、あくまでもLA-3A2P-P にアナログ出力を要求するためのものですので、アナログ入力要求コマンド(AIコマンド)の応答とは 異なったものになります。
- 24bit ADC値が対向機のDACの16bitに合わせて丸められた数値となります。
- 熱電対による温度測定の場合は、熱電対対向出力設定コマンド (TF コマンド)で設定した内容による換算値が入ります。
このコマンドは通常は利用しないものですので入出力制御コマンド利用ガイドには未掲載ですが
以下の形式となります。
アナログ対向通知コマンド( ATコマンド )
1バイト目 'A' (0x41) 2バイト目 'T' (0x54) 3バイト目以降は 入出力制御コマンド利用ガイドに掲載の アナログ出力要求コマンド(AOコマンド)と同じフォーマットで、各ch の情報が続きます。 3ch あるLA-2R3A(V2)の場合は以下となります。 3バイト目 AI1 電圧レンジの場合 0x20, 電流レンジの場合 0x28 4〜7バイト目 AI1 ADC値の上位16bitをアスキー化したもの 8バイト目 AI2 電圧レンジの場合 0x21, 電流レンジの場合 0x29 9〜12バイト目 AI2 ADC値の上位16bitをアスキー化したもの 13バイト目 AI3 電圧レンジの場合 0x22, 電流レンジの場合 0x2A 14〜17バイト目 AI3 ADC値の上位16bitをアスキー化したもの 18バイト目 終了コード 0xC8