TERM / 通信基本用語

■ I2C

I2C(Inter Integrated Circuit)とは

Philips Semiconductors社が開発したIC間を高速通信するためのプロトコルです。データ線(SDA)とクロック線(SCL)の2線を使用する単純な構成の双方向バスであり、1台のマスターと複数のスレーブで構成されます。
通信速度は標準モードで100Kbps、ファーストモードで400Kbps、ハイスピードモードでは3.4Mbpsとなっています。
個々のデバイスはそれぞれアドレスを持ち、データの中にアドレスが含まれます。また、1バイト毎にACKを返送し、互いに転送を確認しながら通信を行います。



この他にIC間の通信プロトコルにはMotorola社が提唱したSPI(Serial Peripheral Interface)やNational Semiconductor社が提唱するMicrowireなどもあります。