インターフェースコンバータ

SI-65A

LAN⇔RS-422/RS-485変換

広動作温度・入力電源電圧拡張モデル

概要
詳細
スペック
オプション
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■ブロック図

■外観図

CADデータ画像です。

■各部の説明

RS-422/485端子台

現場での配線作業が容易な6極押し締め型端子台です。

端子番号 名称 全二重モード※1 半二重モード※1
入出力方向※2 説明 入出力方向※2 説明
1 SD+ Out 送信データ+ - 使用不可※3
2 SD- Out 送信データ- - 使用不可※3
3 SD/RD+ In 受信データ+ I/O 送受信データ+
4 SD/RD- In 受信データ- I/O 送受信データ-
5 GND - 信号グランド - 信号グランド
6 DC-IN 5-30V - 外部電源入力   外部電源入力
※1: ディップスイッチBにより切り換えることができます。
※2: 本機からの信号出力方向を"Out"、入力方向を"In"、双方向を"I/O"。
※3: 半二重モードのときは何も接続しないでください。

[ コネクター面 ]

 

LED表示

導入時の動作確認に便利なLEDを装備しています。

LED 説明
SD LAN → RS-422/485 向きのデータで点滅
SD/RD RS-422/485 → LAN 向きのデータで点滅
DRIVER ACTIVE 本機のRS-485 ドライバがアクティブ時に点灯
PWR 電源給電中に緑点灯

 

ディップスイッチ SW-A

RS-422/485ドライバ制御方法や回線監視用内部タイマー値を設定できます。

SW1 SW2 SW3 内部タイマー
(mSEC)
Speed(bps)
OFF OFF OFF 57 More300
ON OFF OFF 14.3 More1200
OFF ON OFF 7.1 More2400
ON ON OFF 3.6 More4800
OFF OFF ON 1.8 More9600
ON OFF ON 0.9 More19200
OFF ON ON 0.45 More38400
ON ON ON 0.11 More115.2K
SW4 OFF XPortの汎用IOピンCP2の状態で
ドライバをアクティブに制御(RS-422用)
ON RS-422/485送信時のみドライバを
自動的にアクティブに制御(RS-485用)

 

ディップスイッチ SW-B

RS-422/485の通信方式や終端抵抗を選択できます。

SW 機能 OFF ON
SW1 通信方式 RS-422(全二重) RS-485(半二重)
SW2 送信データのエコー受信 有り 無し
SW3 SD+-間の終端抵抗 Open 100Ω
SW4 SD/RD+-間の終端抵抗 Open 100Ω

■接続例

据置や底面のM3ネジ穴を利用したネジ止めの他、別売りのDIN取付プレート(SI-DIN70)やDIN縦置き取付プレート(SI-DIN30S)を使って35mm DINレールに取り付け、壁取付金具(SI-WM1)を使っての前面からのネジ止め固定が可能です。

<DINレール取付例>
<壁取付金具使用例>

オムロン㈱スマート電力計モニター設備で推奨されているSI-65とまったく同じ設定で利用できます。
【利用イメージはこちら】

■複数箇所への設置や保守に便利なツール

複数箇所に同一型番のインターフェースコンバータを設置するときに便利な設定ツール SILANIOinit が用意されています。

本機内のXPortを出荷時の状態に戻す時にも利用できます。

[SILANIOinitの機能]
  • ネットワーク上のインターフェースコンバータの検索とそのMACアドレスの表示
  • インターフェースコンバータの設定(セットアップレコード)の読み込み保存
  • 選択したインターフェースコンバータへ保存されているセットアップレコードの書き込み
  • 選択したインターフェースコンバータへのIPアドレスの設定
<設定ツール SILANIOinit>

■無線LANに対応した姉妹機を用意

姉妹機 SI-65Wi は無線LANに対応しています。SI-65A と同様の使い勝手を維持しながら、無線LANの接続が可能です。
無線LAN⇔RS-422/485変換 SI-65Wi の詳細はこちら

<姉妹機 SI-65Wi>