（株）ラインアイは、RS-422/485にRJ-45コネクタを採用した高耐圧絶縁タイプの小型インターフェースコンバータ SI-35USB-RJを開発・商品化し発売開始いたします。

弊社従来機種のSI-35USB-2は、信頼性の高いUSB⇔RS-422/485通信変換器としてFA分野で広くご活用頂いておりますが、入手性のよいLANケーブルを利用して簡単にRS-422/485間を接続したいというご要望をいただいていました。
新製品の「SI-35USB-RJ」は従来品のSI-35USB-2の機能をそのままにRS-422/485インターフェースにRJ45コネクタを採用。一般的なCAT5EやCAT6のLANケーブルを使用してワンタッチで配線できるため、マルチドロップ接続での機器の増設も容易です。

SI-35USB-RJの商品情報

• RS-422/485インターフェースにRJ45コネクタ x2口を採用
• ストレート結線またはクロス結線のLANケーブルを使って簡単接続
• 1500Vdc信号間高耐圧絶縁
• 仮想COMポートドライバで動作
• USBバスパワー動作が可能で外部電源不要
• －20～60℃の幅広い動作温度で寒冷地にも対応
• 堅牢かつノイズに強い小型金属筺体を採用
• RS-485ドライバの自動制御およびDTR/RTSライン制御が可能
• RS-485回線の使用状況を監視しCTSラインでフロー制御が可能

変換機能	USB⇔RS-422/485
USBインターフェース	USB1.1/2.0 フルスピード転送 Bコネクタ
LED表示	PWR(電源)、TXD(送信)、RXD(受信)
RS-422/485インターフェース	RJ45コネクタ ×2　　半二重(RS-485)/全二重(RS-422)を選択可能
シリアル信号	TXD、RXDまたはTXD/RXD
同期方式	調歩同期（非同期）
通信速度	300bps～3Mbps
データフレーム構成	Data bits[7or8] + Parity[Even/Odd/none] + Stop bits[1/2]
フロー制御	Xon/off、RTS/CTS(COMポートエミュレータで対応)
RS-485回線監視	RS-485回線の無通信状態を監視可能
RS-485ドライバ自動制御	送信時のみRS-485ドライバをアクティブに制御可能
マルチドロップ接続	最大128台
取付方法	本体裏面のM3ネジ穴、DINレール、固定マグネット、壁取付 （別途オプション利用）
信号絶縁耐圧	1500Vdc
対応OS	Windows® 7/8/8.1/10
電源	USBバスパワー DC5V 最大100mA
動作温度 / 保存温度	-20～60℃ / -20～75℃
動作湿度 / 保存湿度	20～90％RH / 10～90％RH （結露なきこと）
外形寸法	58(W)×80(D)×24(H)mm
本体質量	約160g
付属品	USBケーブル（1.8m）、ユーティリティCD、取扱説明書、保証書

 

2021年3月中旬

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