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2018年11月30日

LE-3500R/LE-2500R/LE-1500R ファームウェアバージョンアップ(Version 1.06)のご案内

(株)ラインアイは、プロトコルアナライザーLE-3500R、LE-2500R、LE-1500R用の新ファームウェア(V1.06)を11月30日より LINEEYEのホームページで公開致します。是非この機会に新ファームウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。

[ バージョンアップの概要 ]

  1. 計測中にWi-Fi接続して計測ログファイルをPCに転送する機能を追加。

    アナライザー単体でオートセーブ機能を使った長時間連続計測中に、オートセーブ機能のよりSDカードまたはUSBメモリーに記録された通信ログファイルをWi-Fi経由でPCに転送できるようになりました。これにより、アナライザー単独での通信回線の調査を継続しながら、必要な時だけログファイルのタイムスタンプをPCで確認して問題が発生した前後の通信記録を解析するような使い方ができます。 また、この機能で必要になるPCソフト「LE ファイルダウンローダーlefiledownload(Ver1.02)」も同時にリリースされ無償で利用できます。




    このソフトからアナライザーにWi-Fi接続すると、アナライザーのオートセーブ機能によるログファイルが表示されます。ファイルを選択して[ダウンロード]をクリックするだけで簡単にPCに転送できます。


  2. タイムスタンプの記録単位を拡張。

    タイムスタンプの記録単位が、従来の3桁方式に加えて5桁方式に拡張できるようなりました。これにより、10ミリ秒のような高精度のタイムスタンプで長時間の計測を行っても、タイプスタンプが1周してしまうことがなくなります。

    バージョンアップ前
    設定画面

    日時分(DHM)/時分秒(HMS)/分秒10ミリ秒(MS10m)から選択のみ。
    バージョンアップ後
    設定画面

    EXTEND設定項をONにすると、年月日時分(YMDHM)/月日時分秒(MDHMS)/日時分秒10ミリ秒(DHMS10m)の選択になります。
    3桁タイムスタンプの表示例
    5桁タイムスタンプの表示例

    PCリンクソフトでもタイムスタンプが拡張されます。

    ※ LE-PC300R (V1.05以降)が必要です。
    ※ 5桁方式のタイムスタンプは1つで8バイトのバッファメモリーを消費します。(3桁方式は4バイト消費)


    バージョン履歴

    バージョンアップの方法

    本バージョンアップに必要なファームウェアやソフトウェアはLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。

    お問い合わせ先

    本社、技術開発部   TEL:075-693-0161  FAX:075-693-0163
    以上
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