Usage Tips / 製品活用ガイド
2025年 10月 6日
LE-270GF ロガーモードの停電時ログファイル保存動作
LE-270GFは、瞬時停電時にSDカードのファイル破損を防ぐ特許技術を搭載している。この効果を確認するために、ロガーモード測定中に電源を遮断し、SDカードにどのようにデータが保存されているのかを確認する。
用意するもの
- ・CAN/LIN通信データロガー LE-270GF
- ・8GバイトSDカード SD-8GX
- ・ACアダプタ 6A-181WP09
- ・PC (データ確認用)
- ・プロトコルアナライザー LE-8500X-RT + CAN/CAN FD/高速アナログ計測LIN拡張セット SB-C2AN
(CANデータの生成用にLE-8500Xシリーズ+SB-C2ANのシミュレーション機能を利用)
方法
- LE-270GFのPCソフト LE-LINK27F でロガーモード用の設定ファイルを作成する。
機能選択:SIMULATION MANUAL
※測定対象と1:1で接続する時は、本機からACK を返信させるためONLINE ではなくMANUAL モードとする必要がある。

ロガー設定 データ保存(例):
保存モード→再記録 最大ファイル数→1024 ファイルサイズ→1Mバイト

設定が完了したらファイルを保存し、SDカードに書き込む。 - LE-270GFに、設定ファイルを書き込んだSDカードを挿入する。
- シミュレーション機能を利用できるようにしたLE-8500X-RT + SB-C2AN をLE-270GFに接続し、ACアダプタを用いてLE-270GFに電源を供給する。
- LE-270GFのRUN/STOPボタンを長押しし、測定を開始する。
- SB-C2AN の送信データテーブルに事前に登録したCAN フレームのリピート送信を開始する。
- 測定途中でLE-270GFに接続しているACアダプタを抜く。
- SDカードにデータが保存出来ているかを確認する。
結果
SDカードにデータが保存されていることが確認できた。

一番新しいファイル(この例では #0000008.DT)は他のファイルと同じ大きさ(1MB)に達していないが、正常にPCソフトで読み出すことができた。

まとめ
LE-270GFのロガーモードでの測定中に、LE-270GFへの給電が切れてもSDカードにデータは正常に保存されていた。また、中途半端なサイズのファイル(停電時に記録中だったファイル)を含め、全てのファイルをPCに読み出すことができた。ロガーモード測定中に突然電源を遮断した場合も正常なデータ保存処理がされており、瞬時停電時の特許技術効果を確認することができた。
補足
LE-270GFのPCソフト LE-LINK27Fには、電源が遮断されてもすぐに測定を開始させたい場合に便利な機能もあります。
測定設定 自動RUN/STOPの『電源投入で測定開始』にチェックを入れると、電源投入直後から測定が開始されます。動作モードは下記の2つから選択可能です。
セーフティモード(キャパシター充電後):電源投入してから約40秒経過してから測定を開始。
クイックスタート:電源投入後すぐに測定を開始。
